好きな事はするが、嫌な事はしない
私たちもそうですが、うつ病患者は好きな事はするが、嫌な事はしないというのが特に強いです。それが家事でも同じ。遊びに関してはどんなに体調が悪くても行動に移しますが、それ以外のすべてにおいて一切手をだしません。やる気が出せないんです。
それを非難したり否定するのもよくないです。自分は必要ない存在だと思い急激に落ち込んだり、ひどい場合は自傷行為をします。ですのでそんな時は簡単なことを手伝ってもらっています。
例えば、洗濯をして洗濯物を干す時。外の物干し竿には私が。下着や靴下(小さく軽いもの)など部屋で干すものは妻に手伝ってもらい役割を与えます。その後に、「手伝ってくれてありがとう。」「助かったよ。」など感謝の気持ちを伝えます。
ちょっとしたことでも「自分は何かの役に立てた」ということを自覚してもらいたいんです。それはうつ病に関係なく私たちが社会で生活する時には欠かせないことだと思っています。
いきなり、あれやれ!これやれ!と言われても人の能力は個人差があります。どんなに簡単なことでも人によっては難しく感じることもあります。
今回のまとめ
特に説明をしないでもすぐに手伝ってもらえる事をお願いし、感謝する。