僕なりの手巻きタバコのシャグのテイスティング、ニオイの嗅ぎわけ方、味見方法
僕なりの手巻きタバコのシャグのテイスティング、ニオイの嗅ぎわけ方、味見方法
手巻きタバコをより正確に銘柄によってその味や香りを知るために僕なりの方法を書きたいと思います。
手巻きタバコの銘柄は数百種類とかなり豊富でそれぞれ香り、味、ニコチンやタールが違います。
※手巻きタバコにはニコチン、タール表記はありません。確か・・・
僕は専門家ではありませんが、通常の喫煙方法よりはかなりハッキリと違いが分かります。
前提として、巻き紙にはニオイの極力少ないもの。例えば漂白していないRAWなどを使います。
次にパイプは、木材部分にニオイが染み付いているため使いませんがフィルターは使用します。
※キセルも巻き紙を使わないため葉っぱの味や香りがダイレクトに分かると思いましたが、どうしても金属の味がしてくるのでこれもなし。
ただし、一般的な使い捨てのフィルターだとフィルターを通して味や香りが変わるためこれもなし。
シルバー素材のフィルター「マキマスカ」
これを使います。
これ(銀)だと、金属の味もなく煙の熱も冷やされてシャグの風味(味、香り)が一番分かりやすいと思います。
ローチも使いましたが、タールが口の中に入って苦味が強くなってしまい分かりづらかったです。
さて、実際にそのマキマスカでシャグを巻いてみます。
トレーにテイスティングしたいシャグを移し、良くほぐします。
火が均等に着きやすくするためです。
1つの銘柄単体の時もそうですし、異なる銘柄をブレンド時はそれぞれをよくほぐして混ぜる時もあります。
異なる銘柄を混ぜてオリジナルのシャグで吸うのも手巻きタバコの楽しみの一つです。
混ざったら、巻き紙に載せます。
最終的にラッパの形に巻いていくのでトレーの中でざっくりと三角形に整えます。
巻き紙にシャグを載せ、マキマスカを添えます。
この時、下の細くなった部分とマキマスカが少し重なるくらいがちょうどいいです。
根本が折れにくくなります。
マキマスカのギザギザした本体に巻き紙をグリグリと食い込ませながら形を整えていきます。
キレイなラッパの形になりました。
いまいちイメージが涌かない方は、メーカーが出している動画を貼っておくので見て下さい。
好みで根元付近にピンなどを使い穴を空けます。これによって、元々軽いタバコを吸っていた人にもニコチンやタールの強いシャグでも吸いやすくなります。
これまで文章にしてきましたが、「面倒だ」と思われるかもしれません。ですが、なれれば数十秒ほどです。
むしろ、金属でギザギザがある分巻きやすいです。
そしてテイスティングです。
普通に火を着けて吸います。
この時、一気に吸うのではなくゆっくりそーっと吸います。
ジリジリと赤く光る様子は心が和みます。
タバコってこんなに美味しく、香りが良いものだと実感します。
これは僕がマキマスカを使って初めて知った感覚です。
極論を言えばマキマスカなしにテイスティングは難しいかもしれません。それだけ味と香りに違いがでます。
なんだかPRみたいなってしまいましたが、それだけマキマスカは僕の喫煙スタイルを変えてくれたものです。
「ヤニ切れだ!」なんてパカパカ吸う事はなくなり、「さて、香りを楽しむか」と英国貴族がティータイムを楽しむかのようなスタイルになりました。
思うのですが、タバコって本来こうやって吸うものなのかもしれないと感じました。
きっとシャグのテイスティングはタバコ屋さんや手巻きタバコ愛好家さんなどには、より香りや風味の違いが分かる喫煙具だと思います。
メーカーサイトでは、より詳しく機能や構造などが記載されているのでリンクを貼っておきます。
※いつくもバリエーションがあるのでスタイルに合わせて選ぶことができます。
※日記の一番最初に使った画像はamazonから引用したものです。