知らない事への不安
人が不安に思う事の一つに「知らない事への不安」というのがあるんだと思います。今日初めて行くスーパーでの買い物をしていた時のことです。
妻が「○○はどこにあるの?○○はどこの通り?」と頻繁に聞いてきたのです。当然僕も初めて行った店なので分かるわけがありません。天井に吊るしてある「醤油」とか「パスタ」という看板を目印に行くしかないですからね。きっと知らない場所だから不安だったのだと思います。馴染みの店ならそういったことはありませんから。
探す時は僕が一人で探します。妻は後ろについて歩いてくるだけです。しかし、精神病と闘いながら家から出て買い物についてくる、それだけで凄い勇気のいることです。
何をするにも初めての事、場所においては落ち込むレベルです。何事にも誰しもが知らないより予め知っていた方が気が楽だと思います。それが極端に酷いのがきっと病気のせいなのだと思います。
先日も妻はバイトをしてみようと面接に行きました。いつも対人関係で長続きしませんが、労働意欲があるのでそれを尊重しています。
初めて行く会社の面接には毎回緊張しています。それは誰しもがそうなのではないでしょうか?しかし、面接官もどんな人が来るのか多少なりとも不安や心配があると思います。結局お互い少なからず緊張している状態なんですよね。その事を話したら気持ちが楽になったようで相手も自分と同じなんだと納得したようでした。
知らない事への不安はその時だけ。その時が過ぎればなんて事のない過去のとこなんですよね。だから心配するだけ時間の無駄!と少し勝手な僕の考えを言っています。
だって今まで散々悩み事とか、心配事が数え切れなくらいあったのにその一つ一つを今覚えてないじゃないですか。そういうことです。